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1)SPデータ
ウォーターフロントの無料駐車場を利用した自動車利用者に対し、自動車を利用した場合の条件(駐車条件、道路混雑状況)とLRTを利用した場合の利用条件を比較提示し、いずれの手段を選ぶか回答させた。提示したオプションの組み合わせは次の様なケースである。

 

(LRTを利用した場合の条件)「基準」
料金:R1.5/回
運行頻度:3分
所要時間:現状(自動車利用)±8分
(自動車を利用した場合の条件)(複数の組み合わせを設定)
駐車料金:?@現状並(無料)?AR2.0/時?BR4.0/時
駐車待ち:?@現状並?A現状+10分?B現状+20分
混雑遅れ:?@現状並?A現状+10分

 

2)交通手段選択モデルの検討
SPデータに基づいて下記の表5−5のMLモデルが作成された。

 

表5−5 SPデータに基づくMLモデル係数一覧表

069-1.gif

 

このモデルにより各説明変数の変化に対するLRT転換利用率の変動を試算すると表5−6の通りである。

 

 

 

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